ツバメはココナッツを運ぶ
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2007年01月04日

RQ パヴィス編からエスロリア編へ?

今年1回目のRQ。
キャラを祈祷師から徒弟に変更しての第1回であります。
短いセッションだった筈なのですが、キャラクター視点で書き綴ったら結構長くなってしまった。

1616年火の季の終わりの出来事

セシュネラのとある伯爵が率いる機械廃墟探検隊は、長い航海の末についに機械廃墟にたどり着いた。ここは神知者の時代には「刀鳴りの都」と呼ばれ、数々の魔法的な品物を産出していたという。

私の魔道の師は、この旅が始まってからずっと古い書物を読み耽っていたが、偏屈な先生はその内容を私に教えてくれることは無く、私が書を覗き込もうとすると必死に隠したので、私には全く内容がわからなかった。
機械廃墟の遺跡に到着し、伯爵と古書を携えた先生、そして屈強な戦士数名が遺跡に入っていく。私とその他の者たちは遺跡の入り口で警戒するようにと言われた。やはり先生は私のことを信用していないのだろうか。
伯爵たちの帰還を待つ間、そんな考えを巡らせる。

私の師に対する疑念は、地響きによって中断された。遺跡の入り口が崩れ、土煙が巻き起こり、地響きがより大きくなってくる。
大きな音を立てて遺跡は崩れ、その土煙の中から奇妙な怪物が現れた。怪物は4つの足を持ち、3本の腕を振り回しながら我々の方に地面を揺らしながら進んでくる。怪物は全身を鎧に覆われているかのように金属で全身を包まれ、1本の腕の先に円錐の槍のような物を持ち、そこに我が師を突き刺し、もう1本の腕にあるハサミには伯爵を鋏んでいた。
「先生!」思わず私は叫んだが、足が竦んで身動きできなかった。
だが私とともに地上の警戒のために残された戦士たちは、伯爵の痛ましい姿を見て即座に行動を起こした。戦士たちは私を守るようにフォーメーションを組み、怪物に立ち向かっていく。
このとき、伯爵はハサミに掴まれながらも師の魔術防御のお陰でまだ生きていた。ハサミが伯爵の体に食い込むごとに魔術防御が火花を立てて抵抗する。
怪物の力は驚異的で、3本目の腕の巨大な鉄球で、一度に数名の戦士が文字通り薙ぎ払われ、先生が串刺しになったままの槍でもう一人の盾を打ち砕いて貫いた。
さらに、怪物の体から破裂音がするごとに戦士たちが倒れていく。何かの射撃兵器のようだ。

…こんな恐ろしい怪物に勝てる訳無い。私はそう思ったが、騒ぎを聞きつけたのか蛮族風の女戦士二人が我々に加勢してくれた。
女戦士たちは強かったが、やはり怪物の装甲を破るのは大変なようだった。私は戦士の一人が持つ剣に出来る限りの呪文を投射しようとしたが、失敗を繰り返した。自分の未熟さが呪わしい。
ようやく呪文が成功した。私は戦士に交易語で祝福を与えたことを伝えたが、戦士には伝わったのかよく分からなかった。
戦いのさなか、師が意識を取り戻し、ありったけの魔力を投じて怪物の槍を変形させて無力化した。
「わしは大変な化け物を解き放ってしまった! 逃げろ!」それが師の最後の言葉だった。

師がその身を犠牲にしてかけた魔道により、戦いの流れは徐々に我々に傾きつつあった。私は鉄球の鎖を魔道で断ち切って無力化することに成功したが、ありったけの魔力を使ってもハサミをへし折る事はうまく行ったとは言えなかった。魔力が足りない…
女戦士たちは厚い装甲に苦戦しながらも怪物の足を落とし、怪物はひっくり返って身動きが取れなくなった。

戦いが終わって、女戦士たちと意思疎通を図ってみたが、交易語は通じていないようだった。たぶんセシュネギ語も通じないだろう。苦し紛れに西方語で色々書いてみたところ、一人の女戦士とは言葉が通じた。彼女はカルマニア出身らしい。しばらく書き文字によるもどかしい会話を続け、二人はバービスター・ゴアという女神の神託によってこの機械廃墟で何かよからぬものが目覚めようとしているという事を知り、やってきたのだと言う。

この戦いで、探検隊の一行は私を除いて全滅した。伯爵をはじめ探検隊の遺体を搬送しようと船に戻ったところ、船は海賊に襲われていた。我々は手出しすることもできず、ただ船が海賊に蹂躙されるのを眺めることしか出来なかった。
女戦士によれば海賊は「海の狼」と呼ばれ、ファラオを失って混乱している聖王国を頻繁に襲うようになったのだと言う。

私は完全に孤立した。
仕えるべき君主も、師も、仲間も、財産も、故郷へ帰る道も全て失った。

私は女戦士たちと共にノチェットに赴き、そこで今後のことを考えることにした。

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ツバメはココナッツを運ぶ: パヴィス編からエスロリア編へ? ぎゃー、これは派手ですね(笑)。話題のジストルウォル編ですか……今後がたのしみです。
まりおんのらんだむと〜く+ : 2007年01月05日 06:16

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