ツバメはココナッツを運ぶ
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2006年10月09日

読書 講談社ノベルスを回想する

まりおんさんのところ清涼院流水いっちまいますかを紹介されているのを見て懐かしくなった。
このスレを見つけるちょっと前まで、講談社ノベルスを読みまくってたなと。

そして清涼院流水は俺が講談社ノベルスを読み漁るのを止めてくれた作家だったなぁ。
当時、
森博嗣→京極夏彦→綾辻行人→西澤保彦および有栖川有栖→清涼院流水→東野圭吾
という流れでイナゴが草原を食い尽くすかのごとく読み漁っていったのが懐かしい。

当時清涼院流水作品について何の予備知識も無いままに「カーニバル・イブ」を手にとって読み(後で知ったことだが、この作品は屈指のアレさ加減だったらしい)、その斬新過ぎる文体と事件とギャグマンガすれすれの登場人物たちに、途中で読破を挫折して、結局講談社ノベルスも玉石混交なのだと俺に思い知らせてくれた思い出深い作品です。
読むのを辞めてしばらくして、このスレを見つけた時は清涼院流水作品を読んで戸惑っている人は俺だけじゃないんだと安堵した覚えがあります。

ところで、西澤保彦の字を調べるためにwikipedia覗いたら念力密室シリーズの「生贄を抱く夜」というのが出ていたのに気づいた。久しぶりに読んでみるかな。

以下、その他の作家たちについての印象をまとめてみました。

森博嗣
振り返ってみると「すべてがFになる」、「封印再度」は面白かったが、それ以外はまぁ普通。最近新しいシリーズが出ているが、瀬在丸紅子のシリーズを読み終えた時点で飽きたので追いかけてない。
「封印再度」において、エイプリルフールに自分が死の病に冒されているという嘘をつく、というエピソードがあるのだが、生死に関することをエイプリルフールのネタに使う作者に憤りを感じた覚えがある。

京極夏彦
面白いので人に勧めようとしたら、京極堂の薀蓄を読むのが苦痛だと言われたことがあった。なるほど、だから姑穫鳥の冒頭でまず京極堂の薀蓄から始まって、そこを問題なく通り抜けられるかを試しているのだな。

綾辻行人
館シリーズは面白い話とつまらない話が交互に刊行される気がする。「暗黒館の殺人」と「びっくり館の殺人」は読んでませんけども。「十角館の殺人」で逃げ切った犯人が独白する形でトリックを明かすという手法が印象的だった。

西澤保彦
「念力密室」を始めとする犯人(或いは関係者)が超能力者で、犯罪を犯したあとで超能力を使って密室を作り上げる。という変わったルールのもとで作られた作品。念力だけではなくテレポートや暗示など色々な超能力をエピソードごとにトリックの題材として使っている。

有栖川有栖
種明かしの前に「読者への挑戦」という、作中の情報から密室トリックを読者は見破れたか? と問い掛けるページがあり、鬱陶しく感じた(エラリー・クイーンの影響らしい)。

東野圭吾
「名探偵の掟」、「どちらかが彼女を殺した」を読んだ筈だが覚えてない。「名探偵の掟」は面白かったことは覚えてるんだけど、どんな話だったか…

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